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附木の本棚

「護られなかった者たちへ」など2021年7月の読書記録

毎月の読書記録も、これで6回目になりました。

 

それでは2021年7月の読書記録を付けていこうと思います。

今月は、2冊に終わりました。

 

目次

 

 

1.『護られなかった者たちへ』著・中山七里

 見事にどんでん返しにしてやられました

 

中山七里作品は「騙されまい……騙されまい……」って一生懸命に伏線とか探しながら読むんですが、今回も見事に騙されましたね。

 

ネタバレは避けますが、後半「うああ……」「あー!!」って言いながら夢中でページをめくっていました。

 

おすすめです。

 

1-1.『護られなかった者たちへ』は2021年10月1日に映画上映がスタート!

 「護られなかった者たちへ」ですが、今年10月に映画化します!

主演は佐藤健阿部寛

他にも林遣都永山瑛太千原せいじ倍賞美津子などが出演、主題歌は桑田佳祐

 

……凄いキャスト……。

 

どんな映像作品になるのか、10月を楽しみにして待ちます。

 

1-2.『護られなかった者たちへ』あらすじ

「あなたにこの物語の犯人はわからない」 ― 中山七里

仙台市の保健福祉事務所課長・三雲忠勝が、手足や口の自由を奪われた状態の餓死死体で発見された。三雲は公私ともに人格者として知られ怨恨が理由とは考えにくい。
一方、物盗りによる犯行の可能性も低く、捜査は暗礁に乗り上げる。
三雲の死体発見から遡ること数日、一人の模範囚が出所していた。
男は過去に起きたある出来事の関係者を追っている。男の目的は何か? なぜ、三雲はこんな無残な殺され方をしたのか?

誰が被害者で、誰が加害者なのか──。
怒り、哀しみ、憤り、葛藤、正義……
この国の制度に翻弄される当事者たちの感情がぶつかり合い、読者の胸を打つ!

第三の被害者は誰なのか?
殺害された彼らの接点とは?
第三の被害者は?
本当に“護られるべき者”とは誰なのか?

“どんでん返しの帝王”中山七里が、日本の社会福祉制度の限界に挑んだ問題作!

(引用;護られなかった者たちへ |  Amazon)

 

1-3.『護られなかった者たちへ』公式ホームページ

 「護られなかった者たちへ」映画が気になる方は☟のホームページへどうぞ!

佐藤健阿部寛もかっこよきです

movies.shochiku.co.jp

 

2.『後醍醐天皇』著・兵藤裕己

 専門書ですが、とても読みやすかったです。

(大学時代専門でやってたからかもしれませんが)

 

「賢才」か、はたまた「物狂」か。『太平記』においても評価の二分する後醍醐天皇とは、果たして何者だったのか? 鎌倉幕府倒幕から南北朝の争乱の時代へ──日本社会の大きな転換期の引き金となった天皇は、いったいどのような「天皇」たることを目指したのか。近代にまで至る、後世への大きな影響も視野に読み解く。

 (引用:後醍醐天皇 (岩波新書) | Amazon)

 

史料引用がふんだんなのに読みづらくなく、後醍醐天皇について知りたいなっていう方に最適な入門書だと思います。

 

3.まとめ

今月も2冊ですが、読書できてよかったです。

このペースでのんびり読書してわくわくしていきたいと思います。